西口五差路

大好きな人と、生活をしている。

 

朝起きて、仕事に出る彼を見送って、掃除や洗濯をしたりして、たまに昼寝なんかして、夕飯を作って帰りを待つ。

お互いに1日の話をして、「たまには外で遊んでおいで」なんて言われたりして。そのあと映画を見て、あーだこーだ言い合ってお風呂に入ってセックスをして寝る。そんななんの変化もない生活を愛してる。

 

どこがどうとかじゃなくて、もっと本質的なその人に染み付ききった部分を愛している。できるだけ一緒にいたくて、もう二度と離れたくなくて、大切すぎて泣きそうになる。

 

 


"本当はただたださわりたくて、キスしたくて、抱きたくて、少しでも近くに行きたくてたまらなくて一方的にでもなんでも、涙がでるほどしたくて、今すぐ、その人とだけ、その人じゃなければ嫌だ。それが恋だった。"  とかげ/吉本ばなな