花の命は短くて苦しきことのみ多かりき。
女の恋愛市場価値は高く、消費期限が短いことは私が声を大にしなくてもきっとみんな分かっていることだと思う。分かっていて、それを分からないふりをしている女性も多いと思う。私だってできることなら気づきたくなかった。
先の投稿で"探し物をしてる人間は踊って遊んでる場合ではない"と書いた理由の大半はここにある。
「彼氏が欲しい。彼氏ができたら一緒に旅行にいって、写真をたくさん撮ったり、同じ時間をたくさん過ごしたい……」
もっともももっとも、ものすごく至極どうしようもなくもっともな希望でぐうの音も出ない。
「……でも合コンに自分から向かうのはがっついているようで嫌だし、かと言って周りに出会いがあるわけでもないし環境を変える訳にもいかないしなかなかうまくいかないよね。」
もっともらしいがこの意見には全く同意できない。ぐうの音どころか反吐すら出る。20歳前半の私たちは、この後まだまだ出会いの場はきっとある。そう思いたいだけかもしれないが。
でも、ただ降ってくるだけのモノを待ってることがこの探し物の正解なのか?降ってくるモノを待ってた結果、今現在の君がいるんじゃないのか?
遅いんだよ、それじゃあ。恋愛市場では、スタートラインには勝手に立たされてるし、スターターピストルはどんどん鳴らされる。聞こえていないふりはできないんだよ。
ここで結婚妊娠出産の話を。
結婚には双方の精神的状況だけでなく肉体的状況や取り巻く人たちのそれらももちろん関わってくる。と、同時に(もしかしたら一番に)経済的状況も加味されるだろう。
幸福なことに私は経済的には恵まれて育ち、それについて頓着があるわけでもないので、金銭的な話について今はいったん置いておくことにする。
また、私は医療に従事する人間である。よって、とりあえず、とりあえずとして肉体的な問題から結婚を考えてみる。
正直な話、私は結婚に興味がない。(まったく本末転倒な話である。) 理由はいくつかあるけれど、一番に出てくるのは"子供が欲しいと思えない"ところにあると思う。結婚は恋愛と打って変わって、いわば法的契約であり特別かつ神聖だと思われるかもしれないが別にそんな拘束は大したものではない。じゃあ何が二人を結びつけておくか考えた時、やはり”子供”であろうと考えるからね。
私にとって「結婚=子供を産み育てること」であるのだ。まあ、多くの人はそう思ってるんじゃないかな。そう思ってると信じて話を進めていくよ。
妊娠・出産は本当に、心の底から素晴らしいものだと思うよ。(申し訳ないがこれは客観的意見だ。)
しかし、ここでも同じように肉体・精神・経済的な問題が挙がる。
結婚と妊娠出産を繋げて、先述したように肉体的な観点からそれを考えた場合、女性は18~30歳の間に子供を産むのがベストであろう。
卵子は20代後半より老化が始まり妊娠率は下がっていく。それに伴い染色体異常を引き起こす可能性がある。染色体異常を発症する確率は~30歳で約1/500であるのに対し、それを超えると急激に増加する。わかりやすく、ダウン症に焦点をおくと20歳代の出産では発症率は0.06%であるのに30歳を超えると0.1%、また40歳を超えれば1%以上と統計が出ている。
高齢出産のリスクからは逃れられない。残念だけれど、現代医療はそんなに簡単に明確に進歩はしていかない。と、いうわけで肉体的にはやっぱり身体的成長が落ち着いた18歳から卵子の老化によるリスクが少ない30歳までに子供を産むべきなんじゃないかなと思う。
でも現実的に考えるとそんなわけにもいかないよね。だいたい、今の世の中女だろうと男だろうと多くの人が高校卒業後は進学するだろうし。さっき置いておくって言ったけど、経済的状況もあるし。
4年制の大学に進学したとして、卒業が22歳時。そのままストレートに就職して3年働いて25歳。だいたいこの時期くらいじゃあないかなあ。
つまり、リアリティのある子供を産むベストな女性の年齢ってのは25~30歳。多くの焦ってる女性もみんなこのくらいの年齢だしね!
話を本筋に戻していこうね。脱線してたわけじゃないから…。
交際を始めてから結婚に至るまでの期間として最も一般的なのが1年半~2年らしい。出会ってから交際を始めるまでは幅があるだろうけど、SNSも普及した今では半年もあれば十分じゃないかな。
じゃあさっきの年齢からその期間を差し引くと22~28歳の時にはもう結婚を前提としたお付き合いをできる彼と出会ってなければいけないんだよね、私たち女は。
大学卒業して就職して社会の荒波に揉まれてる場合じゃない。さっさと婚活始めなきゃいけない。マジハード。
こうやって少しずつ考えていくと20代前半の私たちが出会いを求めて動くことはまったくおかしくないことが分かってくるよね。納得してくれましたか。
別に「遊ぶ」言い訳が欲しいわけじゃあない。少し現実味をもって考えて欲しいだけなんだよ、あなたにね。