ねがぽじ。

ポジティブとはなんぞや。

ポジティブは良いとされて、ネガティブはそうされない理由はいったい何なんだ。

 

私はネガティブな人間だし、そのせいで排他されることも少なくない。でも、排他的であったのはポジティブな人間であった。

 

 

ポジティブを辞書で引いてみると「積極的・陽極」なんて意味が出てくるけれど、私は主観的にものを考えられる人の多くがポジティブな人間な気がする。裏を返せば、ネガティブな人間は客観的に、第三者的に物事を考えてる人たちに多いと思う。

 

そもそも表裏一体であることに変わらない。

だからこそ、同じ穴に入れば反発しあう。そう感じる。

ポジティブだから良いとかネガティブだから駄目だとか、そんな話じゃないんじゃないかな。

 

ポジティブな人間がネガティブな人間と一緒にいれば、その積極性・主観的考察に歯止めがかかるだろうし、ネガティブな人間がポジティブな人間と一緒にいれば、第三者的判断が冷静に下せないだろう。

 

だからと言って、この広い世界で混じり合わないことはできないし、もっともどんな人間だってポジティブな面もネガティブな面も持ち合わせてるはずだ。根底はどちらかに傾いていたって、その上に乗っかってる矢印は小さい風で揺れ動く。

 

 

ポジティブな人間同士が加速度的に人生を進めていけることは羨ましい、本当に。でもそれと同じようにネガティブな人間同士が寄り添って新しい道を進んでいくことは、素晴らしいことだよ。マイナスとマイナスで掛け合わせたらプラスになるんだし、私たちネガティブな人間だって駄目じゃないよ。別にポジティブな人間だけがプラスになるわけじゃあないし、プラスに向かって行ってるわけじゃない。と、思うんだ。

 

それでも私は無いものをねだってしまう人間という生き物なので、ポジティブな人間に憧れるけどね。

 

 

 

ネガティブ同士、同志として寄り添いあって人生進んでくれる人間は、いったいいつ現れるんだろうね。